令和3年2月定例会が青梅市議会で行われた。
議会では、複数の補正予算が審議され、多くの議案が全会一致で可決された。特に、令和2年度青梅市一般会計補正予算が重要な議題となった。
予算決算委員会の委員長である島崎 実議員は、「令和2年度青梅市一般会計補正予算(第12号)」について、去る3月4日、委員会での審査結果を報告した。この議案は全員賛成により可決され、多くの議員がこの進展に触れた。
また、議案第107号「令和2年度青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)」についても、多くの質疑が行われた。総務企画委員長の小山 進議員は、電話投票売上の増加要因について説明し、前年の補正から10億円上回る売上となったと述べた。「新型コロナウイルスの影響で、娯楽として電話投票が人気を集めている」とも強調した。
続いて、議案第106号「令和2年度青梅市下水道事業会計補正予算(第2号)」が取り上げられ、環境建設委員長の阿部 悦博議員が報告した。コロナ禍により、家庭での在宅時間が増加し、汚水排出量が増加したとの分析が示された。
同様に、議案第108号「令和2年度青梅市病院事業会計補正予算(第5号)」においては、モーターボート競走事業から10億円の繰り出しが報告され、その目的が病院経営の窮状を補うためであると説明された。これに対し、議員からの質疑が相次ぎ、財政運営の透明性が求められる場面も見受けられた。
最終的に、これらの議案はすべて全員賛成で可決され、今後の運営に向けた一定の道筋が示された。また、今後の会議の予定については、議長の久保 富弘が休会期間を決議し、22日の会議開催が確認された。