令和4年青梅市議会の会議が6月21日に開催された。議題には令和4年度青梅市一般会計補正予算が含まれ、重要な内容が審議されている。
市長の浜中啓一氏は、議案第12号の提案理由について詳細を説明した。これにより、補正予算が542億6274万円になると述べた。また、国の原油価格や物価の高騰に対する緊急対策に基づく支援が示され、特に生活困窮者への施策が強調された。
浜中市長は、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金及び住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の拡充を図る」と説明した。これは、困難な状況に直面する市民への支援となる。
さらに、民生費と衛生費に関する施策も明らかにされた。具体的には、子育て世帯への5万円の給付が挙げられ、より手厚い支援が期待されている。ワクチン接種についても言及があり、4回目の接種に関連する経費が計上される。
質疑応答の時間が設けられたが、出席議員から特に質問は出ず、予算決算委員会への付託が決定された。議会は26日までの休会を決定し、次回は27日に予定されている。この補正予算が今後の市政にどのような影響を及ぼすのか、注目される。