令和2年青梅市議会定例会7月臨時議会が開催された。
議会では、一般会計補正予算や中小事業者に関する陳情が議題となった。
市長の浜中啓一氏は、新型コロナウイルスに対応した補正予算を提案した。
議案第42号では、歳入として5億8409万3000円の追加を計上すると説明した。
この予算追加は、国庫からの支出金を含むものであり、特に感染拡大防止の対策が盛り込まれている。
具体的には、ひとり親世帯への給付金や、感染防止対策関連の経費が含まれているとのこと。
歳出面でも新型コロナウイルス対策として市民活動団体の支援など、幅広い内容が提案されている。
議会ではこの予算に対する質疑が行われ、特に福祉や教育への支援が求められた。
ぬのや和代議員は、幼稚園や保育所への補助金がある一方で、学童保育への支援がないことを懸念した。
この件について市から協議の必要性が示され、前向きな回答が得られたため賛成の立場を取った。
最終的に議案第42号は委員長報告により、全会一致で可決された。
また、陳情2第1号では中小事業者への給付金制度創設が求められた。
この陳情は新型コロナ対策特別委員会に付託され、さらなる審議が必要とされている。
臨時議会は午後1時45分に散会し、全ての議事が終了した。