令和3年4月28日、青梅市議会において令和3年4月臨時議会が開催された。議会では、主要な議案として補正予算と条例改正が審議された。
まず、議則に基づき会議録署名議員の指名が行われた。第19番小山進議員、第21番鴻井伸二議員、第22番結城守夫議員が選ばれた。
議会の議会期間は1日間と宣告された。また、議長の久保富弘氏は諸報告を行い、議案の提出と郵送陳情の受理について報告した。
特に重要視されたのは議案第134号『令和3年度青梅市一般会計補正予算(第2号)』である。この補正予算は新型コロナウイルス感染症への対応を目的としており、歳入歳出ともに1億4225万1000円を追加する内容である。市長の浜中啓一氏は、特に子育て世帯生活支援特別給付金や感染拡大防止対策補助金について説明した。
続く質疑では議員から特に質問はなく、質疑は終結した。また、議案は予算決算委員会へ付託されることとなった。
次に審議された議案第135号『青梅市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例』は、行政手続の簡素化を目指して押印を廃止するものである。質疑に対し異議はなく、委員会付託を省略される形で議題となった。
こちらも討論に通告はなく、採決により原案が可決された。今後の地方行財政において、こういった施策は不可欠と考えられ、議会がその意義を重視していることが示された。
このように、青梅市議会の令和3年4月臨時議会では、補正予算や条例改正など、重要な議題が通過した。議長の久保富弘氏は末尾をもって議会の散会を宣言し、全ての議事を終了した。