令和３年第一回練馬区議会臨時会は、令和３年３月31日の午後に開催され、全ての議員が出席した。
会期は、本日1日のみと決定し、特別区税条例の改正に関する議案についての審議に入る。
前川燿男区長は、地方税法の一部改正に基づく緊急の必要性を強調し、区民生活委員会にての議案審査をお願いした。議案第39号は、軽自動車税環境性能割の税率を1％軽減し、その適用期限を9か月延長する内容である。
小西將雄副区長が議案について説明を加え、これに関して佐藤力議員が議案の質疑を省略し、直ちに委員会に付託する動議を提出した。全会一致で議案の付託が決定される。
午後2時に再開した後、笠原こうぞう議員が区民生活委員会の審査結果を報告した。論点は、軽自動車税の改正が与える影響とその必要性についてであり、委員会は原案どおり可決すべきとの判断を下した。
続いて、委員長報告に対し、再び質疑を省略し承認される運びとなり、全議事を終えることができた。前川区長は、その後の挨拶で議案が全会一致で可決されたことに感謝を述べ、引き続き感染症対策に万全を期すと表明した。
緊急事態宣言は解除されたが、感染再拡大の懸念がある。区民には引き続きの協力を求め、ワクチン接種の準備が整っていることを強調した。これにより、練馬区民に安心安全なワクチン接種を提供していく方針を示した。
最後に、小泉純二議長が臨時会の閉会を宣言し、今後の課題に向けて取り組みへの期待を述べて終了した。