令和4年10月5日に開催された練馬区議会では、複数の補正予算案が上程された。
この日、出席した50名の議員により、議案第95号から第99号までが議題として取り上げられた。
特に議案第95号の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に重点が置かれ、様々な支援策が表明された。
森田泰子副区長は、2024年度の区の財政計画を紹介。基準財政収入額が768億円に対し、基準財政需要額は約1,648億円、普通交付金は879億円となる見込みであると説明した。
今後の課題として、これら数字の意味を検討する必要性が強調された。
また、補正予算案では、経済対策として職や生活支援に向けた施策が計上されている。
特に保健福祉費は、ワクチン接種およびPCR検査体制強化に向けた経費も含まれる。さらに、住民税非課税世帯に5万円の支給が支援されている。
議案第96号から第98号では、国民健康保険や福祉、介護関係の予算が増額されることになり、これにより各会計の規模はそれぞれ656億円、630億円、184億円となった。
日程第99号の橋梁工事については、小西將雄副区長が工事請負契約の締結に関して説明し、さらなる検討が必要であるとした。
最後に、緊急提案として北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議も上程。議員たちは迅速な対処を求めて賛同した。
本日の日程はこれをもって終了し、全会議は午後1時13分に散会となった。