令和元年12月6日に開催された練馬区議会の定例会で、重要な議案二件が承認された。
今回の会議では、議案第137号及び議案第139号が一括議題となった。発表したのは、企画総務委員会委員長の小林みつぐ議員で、これらの議案は特別区人事委員会による勧告に基づいていると述べた。
議案第137号は練馬区職員の給与に関する条例の一部改正、議案第139号は練馬区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部改正だ。両議案においては、給料月額を引き下げることと勤勉手当の支給月数を引き上げることが改正内容であり、民間との給与較差解消が目的とされている。
小林みつぐ議員は、「いずれも原案どおり可決すべき」との意見を述べた一方で、一部の委員からは反対意見も出たと報告した。
その後、議会ではたかはし慎吾議員が質疑を省略し、委員長報告を直ちに承認する動議を提出した。議長の上野ひろみ氏は、異議がないことを確認し、動議を承認することが決定された。
議会の終結に伴い、本日の会議は終了した。出席議員は58名で、欠席議員はなしということで、午後4時3分に散会された。