令和2年6月5日、練馬区議会は第2回定例会を開催した。
議題の中心は、議長および副議長の辞職許可、ならびに新しい議長、副議長の選挙であった。特に、上野ひろみ議員の辞職願が提出され、速やかに許可される見込みとなった。議長の辞職に伴い、練馬区議会議長選挙が行われることになり、議場が閉鎖された。
投票には出席議員50名が参加し、公正に行われた。その結果、小泉純二議員が新議長に当選した。小泉議長は当選の挨拶の中で、世界的な危機を乗り越え、新たな練馬区を創出することが重要であると強調した。特に、次世代を担う青少年の育成に寄与する必要性を訴えた。
続いて、副議長の宮原よしひこ議員も辞職願を提出し、こちらもすぐに許可される流れとなった。副議長選挙も行われ、うすい民男議員が当選した。彼もまた、全力で練馬区民の福祉向上を目指す意気込みを示した。
次の議題として、練馬区監査委員の選任に関する同意が求められた。前川燿男区長が提案理由の説明を行い、議会は即時にこれを審議した。福沢剛議員と柳沢よしみ議員が監査委員に選任され、両名はそれぞれの決意を述べ、責任の重大さを感じていることを語った。最終的に、各特別委員会の委員の辞任許可や選任、ならびに特別委員会の設置目的の変更なども行われた。
この会議は新型コロナウイルスの影響も受け、議場内の換気など感染症対策が常に配慮された中で実施された。議会はその日に予定されたすべての議題を無事に終結し、午後4時14分に散会した。議会運営の円滑化と区民へのサービス向上を目的とした議論が続いていることが確認された。