令和4年6月16日、練馬区議会において第2回定例会が開催された。
出席議員49名のもと、議長の藤井たかし氏が会議を開会した。この日の議題は、練馬区副区長および教育委員会委員任命に関する同意であった。
初めに、選任第3号・練馬区副区長選任の同意についての議題が上程され、前川燿男区長が提案理由を説明した。任期満了を迎える山内隆夫副区長に対し、区長は深い感謝の意を表明した。「行政に魂を持って取り組む人材である」と称賛し、後任として企画部長の森田泰子氏を選任したいと述べた。
森田氏に対する信頼も強く、「優れた行政手腕と創造的センスを兼ね備えた人材である」とその能力を高く評価。議会からは議席の見直しに異議は無く、賛成多数で森田氏の選任が決まった。
次に日程に上がったのは、選任第4号・練馬区教育委員会委員任命の同意についてである。副区長の小西將雄氏が提案理由を説明。任期満了となる仲山英之氏を引き続き教育委員会委員に任命することが述べられた。仲山氏は過去1年間で教育行政に貢献してきたと評価され、議会も賛成の意を示し、任命が決定した。
両者の紹介と挨拶の時間も設けられ、森田泰子氏は「練馬区の課題に全力を傾注する」と述べ、仲山英之氏は「楽しい教育環境の実現に尽力する」と強調した。退任される山内隆夫氏も壇上に立ち、8年間の感謝の意を表し、さらなる改革への意気込みを語った。
このように、議会は両職の選任・任命を行い、今後の区政の発展を期待する内容であった。会議は午後3時51分に散会した。