令和6年9月19日に練馬区議会は、令和6年度の補正予算に関する会議を開いた。
会議では、議案第85号から第87号までの補正予算が審議された。議会に出席した議員は50名で、議長は福沢 剛氏が務めた。
議案第85号では、一般会計の補正予算が可決され、補正額は47億1,337万8千円に上る。
本会計の総予算規模は3,278億174万2千円となるという。
田中 よしゆき議員が委員長を務める予算特別委員会が、議案の審査経過を報告した。報告によると、議案は9月6日以降、議会での設置が決定され、18日の質疑後に採決が行われた。
補正予算の中には、美術館のエレベーター設置工事費が含まれ、池尻 成二議員はこれに対し反対の立場から討論を行った。
エレベーター工事費が基本設計時の見積もりよりも大幅に膨れ上がったと指摘し、工事費用について透明性が欠けているとの懸念を示した。
また、議案第86号の国民健康保険事業会計補正予算については、歳入歳出それぞれ1億2,764万1千円の減額が計上され、649億7,620万2千円となる。一方、議案第87号の介護保険事業会計補正予算は、歳入歳出それぞれ5億8,715万円の増額となる。こちらも可決された。
この補正予算の議決は、議会の重要な責務の一つであり、出席議員たちは厳正な審査を基に慎重に判断を下したと確認されている。
会議は順調に進行し、約12分後、正式に散会した。