令和6年2月16日、練馬区議会では第1回定例会が開催された。
出席議員数は50名であり、全員が会議に参加した。議長の田中よしゆき氏が開会を宣言し、会議時間の延長が議決された後、議事が進められた。
最初に、日程第1として議案第9号が議題に上がった。区民生活委員会委員長のかしままさお議員が本議案の審査経過を報告。本件は、戸籍法の一部改正に伴い手数料を定めるもので、原案通り可決すべきとの結論が出た。ただし、1名からは反対意見があったという。
続いて、日程第2では令和5年度練馬区一般会計補正予算が議題となった。予算特別委員会の藤井たかし議員が審査結果を報告し、歳入・歳出ともに74億5,425万4,000円の増額が提案され、最終的には本会計の予算規模が3,278億3,802万8,000円に達する見込みであると伝えた。また原案通りの可決が決定された。
日程第3では、医療・高齢者等特別委員会の中間報告が行われた。委員長の吉田ゆりこ議員が、東京都保健医療計画の改定に向けた要請について報告。医療機能の配置や将来の需要予測を含め、病床の確保に努めることが必要であるとの意見が挙がった。区としても早急に要望を検討することが求められる。
日程第4では、東京都保健医療計画改定に向けた意見書が提案された。全体として質疑は省略され、原案通り可決される運びとなった。
午後6時4分、すべての日程が終了し、会議は散会となった。議会では、地域課題解決に向けた取り組みが引き続き進められる見込みである。