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練馬区議会、勤務時間などの条例改正案を可決

令和元年第2回練馬区議会定例会で、勤務時間等に関する条例の改正が可決。議論の末、過労の懸念も。
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令和元年6月28日、練馬区議会において第2回定例会が開催され、各議案が審議された。議案第42号及び議案第51号は、勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正が提案され、賛成と反対の意見が交わされた。

小林みつぐ議員(企画総務委員会委員長)は、議案第41号の改正内容について「災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲の見直しを行う」と説明。その結果、原案通り可決すべきとの結論が得られた。

続いて、議案第42号についての議論が行われた。この議案は、練馬区職員の勤務時間の上限を定めるものであり、有馬豊議員(日本共産党練馬区議団)は「残業の上限が月45時間、年間360時間に設定されているが、業務の特例として上限を超えた労働を認めることは過酷な労働環境を生むことに繋がる」と主張した。対して、富田けんじ議員(練馬区議会立憲民主党)は「今回の改正は必要であり、労働環境の改善が期待できる」旨の賛成討論を行った。

さらに議案第51号についても同様のやりとりが続き、最終的に両議案共に可決が決定された。議案第68号においては、土地の無償貸付についても可決されたが、議論の中で「必要な見直しや改革が求められる」との発言が相次ぐ。

同日、議案第10号として沖縄県民投票の結果を尊重する意見書も提出されたが、賛成者と反対者の意見が分かれ、最終的には多くの議員の賛同を得られず否決に至った。

議会開催日
議会名令和元年 第2回定例会
議事録
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