令和元年10月4日に練馬区議会において、北朝鮮のミサイル発射に関する決議が可決された。
この決議は、北朝鮮が10月2日午前7時10分頃に日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域に着水したことに対する抗議である。議案を提出したのは、練馬区議会自由民主党などの9会派に所属する45名の議員であり、可決を求める意見が述べられた。
かしままさお議員(議員、自由民主党)は、発表の中で「北朝鮮が国際社会による自制要請を無視した行為は許しがたい」と指摘した。さらに「このような行為が継続されることは、東アジア地域の平和と安定を脅かす」と警鐘を鳴らす。
会議では、質疑応答を省略し、即座に採決が行われた。議長の上野ひろみ議長は、動議に対し「異議なし」と認めた結果、決議案は起立多数で可決された。
決議の内容は、国連安全保障理事会の決議に違反する行為を今後行わないように求めており、北朝鮮に対して厳重に抗議することを表明している。議会として国民の生命と財産を守る責務を強調し、この意思を示す重要性が強調された。
この会議に出席した50名の議員は、政治的な意志を集結し、明確なメッセージを北朝鮮に向けて発信した。練馬区議会としての姿勢を強く打ち出す結果となった。また、参加者からは盛大な拍手が送られた。
会議は午後1時25分に開会され、30分間で閉会した。今後も国際社会との連携を強めていく姿勢が求められる。