令和元年6月13日、練馬区議会での定例会において、議長や副議長の選挙が行われた。
この日、議場には50名の議員が出席。土屋としひろ議員が臨時議長として会議を進行した。この定例会では、上野ひろみ議員が第71代議長に選出され、宮原よしひこ議員が副議長に選任された。
上野新議長は、就任の挨拶で「伝統ある練馬区議会の名を汚すことのないよう、古きをたずねて新しきを知るをモットーに、努めてまいります」と語った。彼は自身の曽祖父が初代議長であったことにも触れ、歴史への敬意を示した。
一方、副議長に選任された宮原議員は、「新たな練馬を築くため、福祉向上に努めていく決意です」と強調。この二人の選任により、議会運営の一層の円滑化が期待されている。
続いて、議会は監査委員の選任についても同意を得るための手続きを進めた。前川燿男区長は、監査委員選任の理由を説明し、議会の同意を求めた。
この他に、いくつかの議案も一括して審議が行われた。特に、議員提出の新たな特別委員会の設置が提案され、各委員会の運営や機能向上が目指されている。このように、各議員からの意見が反映される形で、今後の自治体運営に寄与することが期待される。
最後に、議席の指定が行われ、次回の会議から新たなメンバー構成が適用されることが確認された。議長、議員、理事者が一丸となり、区民のためにさらに充実した議会運営を目指していく姿勢が伺えた。