令和3年第3回定例会が9月24日、練馬区議会議事堂で開かれた。
議案の審議が行われ、議員48名が出席した。議案第79号は橋梁下部工工事の請負契約の一部変更に関するもので、設計の不備が論点となった。企画総務委員会の委員長である笠原こうぞう議員は、工法の変更や交通誘導員の増員が必要との説明を行った。委員会での審査の結果、原案どおり可決すべきと決定した。
次に、議案第80号から第82号までの補正予算に関する審査が行われた。福沢剛議員が委員長を務める予算特別委員会からの報告では、令和3年度練馬区一般会計補正予算が841302万円の増額となり、合計で2929億5725万8000円に達する見込みであるとのこと。この補正は原案通り可決される見込みとなった。
また、国民健康保険事業会計補正予算の減額は16880万8000円に上り、最終的な予算規模は624億3227万7000円に設定される。このほか介護保険会計の補正額は、948383000円の増額となり、601億4596万8000円に達する見込みとなっている。
全ての議案は次々と質疑が省略され、賛成多数で承認されることとなった。会議は午後1時8分に散会し、今後の行政への影響が期待される結果となった。各議案は練馬区の行政課題に対応した重要な内容であり、議員たちはこの結果に期待を寄せている。