令和4年第2回練馬区議会定例会が開催され、各議案の審査結果が承認された。
出席議員は49名、議案は29件が上程され、予算特別委員会によって令和4年度一般会計補正予算が審査された。
まず、議案第40号について、企画総務委員会のかしままさお議員は「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等について」と述べ、原案通りの可決が決定されました。これには一部の委員から反対意見もあったことが強調されました。
続いて、議案第55号の北大泉地区区民館の大規模改修工事受託契約に関する報告があり、こちらも原案通り可決されました。
令和4年3月からの公共工事設計労務単価適用に関して、上石神井北小学校校舎等の改築工事に関する議案56と57、及び電気設備の変更議案58も原案通り可決されました。
教育部門については、教員用タブレットパソコン等の買入れに関する議案59も可決し、教育環境の整備が進むことが期待されています。
さらに、区民生活委員会の小川こうじ議員からは、議案第41号について税制改革の重要性が指摘され、特別区税条例の一部改正が原案通り承認されました。
また、障害者の意思疎通促進を目的とした手話言語に関する条例案も原案通り可決。今後の推進策が期待されています。
最後に、予算特別委員会のかしわざき強議員が令和4年度一般会計補正予算について報告し、31億4235万9000円の増額の承認を受け、全体の予算規模は2943億8716万3000円となる。これにより、さらなる行財政改革や区民サービスの向上が期待される。
区長の前川燿男氏は、議会に感謝を述べ、新たな体制での改革推進を誓った。