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小平市議会、感染症対策や故議員追悼式を実施

令和2年9月30日、小平市議会で故小野高一議員の追悼演説と補正予算が審議され、感染症対策の重要性が再確認された。
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令和2年9月30日、小平市議会定例会が行われ、議題として故小野高一議員への追悼演説や新型コロナウイルスの影響下での市の予算案が審議された。

この定例会の冒頭、小林正則市長は、小野議員の長年にわたる市政への貢献を称賛し、黙祷を捧げた。小林市長は、「小野議員の志を受け継ぎ、我々は市政の発展に努めていく」と述べ、在りし日の小野議員を偲んだ。

続いて、今年度の一般会計補正予算が議題に上がり、総務委員会副委員長である津本裕子議員からの報告があった。

議案第47号の補正予算について、津本副委員長は、「今回の補正予算は新型コロナウイルス対策の明確な施策が含まれない」と指摘。市民からの新型コロナ対策への要望が強まっているにもかかわらず、財政の厳しさを理由に十分な対応ができていない現状に対し、他の議員からも不満の声が上がった。

特に、議員の福室英俊氏は「新型コロナウイルス対策が組まれていないのは非常に残念である」と述べ、医療や福祉への影響を考慮するよう強く求めた。また、老子が保持していた東京オリンピック・パラリンピック関連の子ども夢・未来基金については廃止が提案され、議員からは様々な意見が交わされた。特に与党側からは「文化やスポーツ支援の必要性があるが、今の時期は優先事項ではない」との意見も見られた。

補正予算案は各党からの賛成多数で可決される運びとなったが、補正予算第5号に関連して、未来基金条例の廃止案が上程され、これに対しても様々な賛否があり、最終的には全会一致で可決されるまで、多くの議論がなされた。

また、補正予算、小平市国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計なども可決された。各議案とも厳しい財政状況の中、市民の生活と健康を守るための事業に貴重な支出が必要であるとの認識が議場から示された。

全体として、議会の議論は新型コロナウイルスへの影響を強く感じさせるものであり、さまざまな事業の進行に対する地域社会の期待が盛り込まれ、市民が直接的に影響を受ける決定の場として機能している様子が伺えた。

議会開催日
議会名令和2年9月小平市議会定例会
議事録
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