小平市幹事長会議では、令和6年2月16日に各議題についての審議が行われた。
日程第1では、議長報告事項として多くの議題が挙げられた。議会事務局次長の黒山忠成氏が説明を行い、議員提出議案や請願の受理について詳細が述べられた。特に、問題の焦点となったのは、請願第5号におけるPFAS汚染に関するもので、水口かずえ議員や鈴木だいち議員等が紹介議員となっている。議会では、環境に関する問題に迅速に対応する必要性が強調された。
続いて、特別委員会の日程が確認され、広聴広報特別委員会の開催が決定されたことが報告された。これは市民の意見を反映させる重要な機会とされ、町からのフィードバックを求める姿勢が示された。
次に、議会人事についての協議が行われ、福室英俊議員と幸田昌之議員の再任が全会一致で承認された。これにより、議会の運営が一貫性を保つことが図られた。
また、義援金に関しては、令和6年能登半島地震に際し、全議員が一万円を拠出することが決定された。送金先は石川県に設定され、義援金の迅速な配分が望まれている。さらに、満場一致で悲劇の犠牲者への黙祷が行われることも決まり、議会としての連帯感が表明された。
協議事項では、予算特別委員会の設置が提案され、委員の会派別配分についての調整が進められた。これにより、議員間の役割分担が整理される方向で進展が見込まれている。各特別委員会の設置や、その所管事務についての協議も行われ、効率的な予算運営を目指して協力が求められる場面が多く見受けられた。
この会議を通じて、小平市議会の柔軟な対応と市民への配慮が根底にあることが改めて確認された。また、地方自治法改正案に対する意見書の提出についても協議され、議会としての意思表示が重要視されていることが示された。