令和4年11月18日に行われた幹事長会議では、議長報告事項及び協議事項が議論された。
冒頭、松岡座長は会議の開始を宣言し、事務局からの報告に移った。議会事務局次長の黒山忠成氏は、11件の報告事項について一括して説明した。
特に目を引いたのは、令和5年度の年間行事予定表の修正であった。来年の特別委員会の日程が追加され、11月24日に議会運営委員会での協議が予定されている。
その後、松岡座長は新型コロナウイルス感染症に対する対応について議題に挙げた。比留間幹事長は、社会情勢に大きな変化がなければ現状のままでいいとの見解を示した。これに対し、松岡座長は異議がないことを確認し、原案通りの決定に至った。
次に、小平市議会の個人情報保護に関する条例についての議論が行われた。黑山氏によれば、全国市議会議長会から提示された条例案に基づき、本市の条例案を作成した。議会の個人情報の取扱いについて原則的整合性を持たせる方針が示された。
また、幹事長らは市議会議員研修会の開催方法についても議論し、フォーラム小平から提案された3名の講師の中から依頼する方向で決定された。特に、隈研吾氏の講演提案は注目を集めた。
最後に、特定の議員提出議案に関する調整が行われ、伊藤幹事長が懲戒解雇撤回を求める決議を提起したことが議論された。議会における意見が収集され、適切な対応が求められる次第であった。
今回の会議では、新型コロナウイルスの影響を鑑みながらも、地域の重要課題について活発な意見交換がなされた。次回、1234月定例会前に再度集まり具体的内容についての進捗報告が期待される。