令和2年9月24日、小平市幹事長会議が開催された。議長報告事項に関する議事が行われ、8件の報告がされた。その中で、伊藤央幹事長から提出された議員提出議案について討議されることとなった。
まず、請願の受理状況が報告され、請願第3号は取下げとなり、第4号が新たに受理された。この第4号に対する紹介議員の記載については、全会派が賛成したことから後日改めて記載される見込みである。この他、政務活動費の請求期限についても伝達され、提出が求められた。
年間行事予定表に関しては、新型コロナウイルスの影響により、いくつかの行事が中止もしくは日程変更された。特に、全国市議会議長会研究フォーラムは中止されることが決定した。
報告事項の中では、令和元年度決算(議会費)の概要が説明された。総決算額は約4億5,000万円であり、執行率は98.4%となった。決算内容は主に人件費に関連し、改選に伴う議員報酬の増が要因とされる。特に、前年度比で11万円の増加が見られた実態が報告された。
また、令和元年度決算に基づいた議会費の改善点が指摘される中、財産売払収入などの歳入に関する議論もなされた。さらに、今後の特別委員会の日程についても確認され、議会報告会の開催が決定した。
午後からは協議事項に移り、故小野高一議員に対する追悼演説についての内容も議題に上がり、形式が議会の最終日に行われることとなった。この案に関して、同期の議員や副議長の意見を踏まえ、演説者が決定される見込みである。また、会派の異動に伴い議会人事も協議された。来年の中間改選を控え、必要最小限の変更にとどめることが確認された。
特に注目されたのは、新型コロナウイルスの影響を受けた全議会の運営の見直しや、議長、副議長が幹事長を兼任することに関する議論であった。議長選出の方法に関しても意見が交わされ、議会基本条例との整合性について重要な視点が確認された。