令和5年11月6日、小平市の幹事長会議が開かれ、主要な協議事項が議論された。
本会議では、全員協議会の開催について詳細が明らかにされた。議会事務局次長の黒山忠成氏は、公開予定の全員協議会は本日の議会運営委員会終了後の午前10時から、社会福祉法人に関する虐待通報を議題に開催することを報告した。出席者には、社会福祉法人ときわ会理事の庄司完氏と、同理事で虐待防止委員会委員長の野口亜紀子氏が含まれる予定だ。
全員協議会においては、初めに出席者の自己紹介及び法人の説明が行われ、その後、議長からの質疑に続いて、議員からの質問が実施されることが確認された。松岡座長は、質問形式として総括的な質疑を行う意向を示し、事業者による虐待の有無についての見解や再発防止策についての確認を行うと保障した。
また、本会議では、費用弁償の支給の可否についても触れられた。地方自治法及び小平市議会における条例に基づき、出席者に対して日当等を支給することができないという説明があり、全員協議会においてその旨が確認された。
さらに、日程第2では、議員からの問い合わせに関する不当利得返還請求事件が取り上げられた。斉藤武史議会事務局長は、判決書を基に市の対応を検討し、改めて議会に報告する旨を述べた。これについて、比留間幹事長からの質問に対し、担当部長の篠宮智己氏は、まだ判決書は確認段階であるとし、対応を検討中であると応じた。
このように、会議では全員協議会の運営と不当利得返還請求事件の市の対応について、さまざまな視点から意見交換が行われた。今後の議論に注目が集まる。
会議は午前9時から開始され、午前9時12分に閉会となった。