令和5年9月25日に開催された小平市幹事長会議では、重要な議題が数多く論じられた。
会議は午前9時55分に松岡座長の開会挨拶で始まり、報告事項として15件が提示された。中でも、議員提出議案や請願の受理状況が注目され、元気な市民社会を目指す取り組みが進められている。
まずは請願第2号として、多文化共生まちづくりの取組を求めることがあり、紹介議員には石津はるか議員、岩本誠議員、さとう悦子議員、高橋政美議員、細谷正議員が名を連ねている。また請願第3号では、国への意見書提出を求める内容が挙げられた。ここに関して福室英俊議員と岡田しんぺい議員が紹介議員として名を連ねている。
次に、松岡座長による年間行事予定が修正されたことが報告され、特に10月28日から11月2日まで東京都特別区・市・町村議会議長会友好代表団が中国を訪問することに関する内容が詳細に説明された。同時に、公共施設マネジメント調査特別委員会や広聴広報特別委員会の各活動についての進捗も報告され、議会報告会の日程や内容も決定された。特に、環境や災害対策に関するテーマでの意見交換が予定されている。
加えて、決算特別委員会のメンバー選任や、姉妹都市小平町の議員団への対応も注目が集まった。松岡議長は、10月15日に小平市民まつりに参加する際の交流計画について詳細に説明した。ここで、両市の議員たちによる交流の重要性が強調された。
さらに、報告の中で特筆すべきは、議会報告会での意見等に関する取り扱いがあり、広聴広報特別委員会で処理された参加者の意見が報告された点である。これにより、市民とのつながりを重視した議会活動の透明性の重要性が再確認された。なお、次回幹事長会議ではこれらのテーマを引き続き協議することが合意された。
議会として、市民の声に耳を傾けつつ、効率的で透明性のある活動を今後も推進していく方針が示されたことが本会議の成果である。