令和4年6月30日、小平市幹事長会議が開催された。
本日の会議では、追加提出議案、特に公立保育園の民間移行に関する決議が大きな議題であった。伊藤 央幹事長は、まなびの森保育園花小金井の開園が、計画された園庭面積を大幅に縮小して行われたことを指摘し、議会において百条委員会が設置され調査が進められていることを説明した。
伊藤幹事長は、「公募選定の公平性・公正性及び信頼性に影響を及ぼしかねない」と言明し、このまなびの森問題に関して再発防止が必要であると強調した。さらに、市の財産売却も視野に入れており、不透明な状況下での進行は市民の不信感を招く可能性があると警告した。
比留間 幹事長もまた、百条委員会の調査結果が出るまで民間移行を進めるべきでないと主張し、委員会の意義について改めて考慮すべきだと述べた。虻川 幹事長は、百条委員会の意義を生かすためにも、公立保育園の民間移行を一時停止するべきであるとの意見を示した。
松岡座長は、異議がなければ進めることを提案し、他の幹事長からも意見を受け付けた。吉本 幹事長は、議案の取り扱いを質し、幹事長会議での決定が議会運営委員会にどう反映されるかについて確認をした。事務局の斎藤武史議会事務局長は、「議会運営委員会で最終的に決定する」と説明した。
また、議長案の方向性を決める重要性も指摘され、幹事長たちからは様々な意見が寄せられた。伊藤幹事長は、事業者募集の締切が迫っているため、早急な採決が求められるとし、また、決議は本日に採決されるべきだと強調した。最終的に、提案された追加議案は異議なく決定された。
このように、今回の幹事長会議は、公立保育園の民間移行に関する問題で多くの意見が交わされ、緊急性が強く認識される場となった。