令和5年5月29日、小平市幹事長会議が開かれた。
議長報告事項では、松岡座長が会議を開始し、事務局から10件の報告があった。特に、小平町親善訪問が8月26日から28日にかけて行われることが重要なトピックとして挙げられた。この訪問には松岡議長を団長とし、多数の議員が参加する旨が伝えられた。
また、常任委員会の行政視察については、10月に予定されている日程が説明された。これに関連して、視察場所やテーマについて、各常任委員会での協議が必要であることも指摘された。
協議事項では、令和4年度の決算特別委員会参考資料集の加除要望について、各会派からの要望を6月9日までに提出することが強調された。議員提出議案に関しては伊藤央幹事長が説明を行い、前回の内容を若干修正の上で再提案することになった。
特に、今後の議会の運営に関連して、電子機器の持ち込みについての意見交換が行われた。比留間幹事長は、ノートパソコンの持ち込みを実証実験として行うことを提案した。その一方で、持ち込みに対する慎重な姿勢も見受けられ、最終的には議会運営委員会での議論に委ねられることになった。
ペーパーレス会議システムの運用も議題に上がった。事務局からは、タブレット等を用いたシステム運用に関する具体的な提案がなされ、今後の運用に向けた改善点が述べられた。特に、委員会資料の配付方法に関する意見が多く出され、透明性向上を目指す方向性が確認された。
最後に、松岡座長は議会改革に関する諮問を行い、今後の方向性について各所管の委員長との連携を強化する必要があると語った。これにより、市民にとって分かりやすい議会を目指して議論を進めていく方針が示された。