12月3日に開催された令和2年第4回清瀬市議会定例会において、様々な重要なテーマが取り上げられた。
まず、鈴木たかし議員がサクラタウンとのタイアップイベントについて問及。
サクラタウンが先月グランドオープンしたことを受け、清瀬市として集客を促進するアイデアとして、俳句大会とのコラボレーションを提案した。市長の渋谷金太郎氏も、この連携について前向きな姿勢を見せており、地域文化の振興につながると強調した。
次に、新庁舎ロビーに清瀬の紹介コーナーを設置する提案について議論された。
鈴木議員は新庁舎オープンに合わせて、清瀬の歴史や文化を紹介する特設コーナーの設置を求めた。市側はこれを前向きに検討していくと応じた。
また、マイナンバーカードの普及促進についても言及があった。
鈴木議員は国が進めるデジタル化と連動させる形で、住民の利便性を高める取り組みを提言。市側はカード導入を現在進めており、その他の自治体での成功事例も参考にしながら、積極的に普及活動を進めていく考えを披露した。
「特殊詐欺から市民を守る取り組みについて」では、出席説明員から最新の被害状況が報告された。
今年の段階で市内において27件の特殊詐欺が確認されており、被害が広がる中で有効な対策が求められていた。
さらに、産後ケア訪問事業についても取り上げられ、具体的な施策が議論された。
清瀬市の取り組みにより、利用者からも高評価を得ている埋もれたニーズに幅広く応えることが期待されている。この取り組みは今後も継続される予定だ。
また、シビックプライドの醸成についても話題となり、今後の施策の方針が示された。
市内のSNSを活用した地域の魅力発信や、清瀬市の特性を生かした身近な市民活動が強調された。
最後に、清瀬市史編さん事業についても報告され、今年の出版物の好評を受け、安定的な保存体制の必要性が訴えられた。
このように、多くの視点から清瀬市の行政や市民生活に直結する有意義な討論が展開された意義深い会議となった。