午後の定例会が行われ、令和3年第2回東大和市議会では重要議題が数多く議論された。
まず、会期の決定が行われ、会期は6月8日から6月23日までの16日間に設定され、議長である関田正民議員がその概要を説明した。
続いて、議席の変更が議題に上がり、根岸聡彦議員と木下富雄議員の議席を入れ替える旨が議論され、異議なく通過した。
第5号報告として提供された、東大和市土地開発公社の経営状況については副市長の小島昇公氏が報告を行った。公社では公共用地の取得事業を行っており、立川都市計画道路関連の用地取得が行われた。取得面積は102.13平方メートルで、合計307万3,371円の支払いが完了していることが報告された。実際の販売事業は行われていない。
次に、令和2年度一般会計繰越明許費繰越計算書の報告も小島氏が行った。新型コロナウイルスワクチン接種事業を含めた五つの事業が繰り越されることが確認され、特にワクチン接種関連の事業が目を引いた。
その後、著名な人権擁護委員の再推薦が議題に上り、市長の尾崎保夫氏が高橋榮氏を再推薦し、議会の審議を求めた。議会は特に異義なく高橋氏の再任を承認した。
また、令和3年度一般会計補正予算には新型コロナウイルス対策として、民間保育園の受け入れ体制整備にかかる費用の増加も含まれた。さらに、消防ポンプ自動車の更新も行われることが報告され、その契約金額は約2,132万円であることが明らかにされた。
最後に、陳情の付託や諸報告を経て、すべての議事を終え、会議は閉会となった。議会では地域福祉や新型コロナウイルス対策についても、引き続き議論が必要とされている。今後の動向が注目される。