新堀地域の道路整備について、地域の住民からの要望が長年続いている。歴史的には、昭和30年代に宅地造成事業が行われ公共施設の整備が進んだが、その後の道路整備はあまり進まず、私道と市道が混在している課題がある。特に新堀地域の道路は狭隘道路が多く、訪れた住民からは道路陥没の問題や排水が悪いとの声が寄せられている。市は現在、道路の補修作業を進めているが、私道の整備については住民の合意形成が必要で、市の負担が大きい局面もあるため、地域住民とともに課題を考えていく必要がある。
次に、子供たちを守る安全対策については、保育園や小中学校において、交通安全対策が強化されている。今回の川崎市の事故を受けて、保育園の日常的なお散歩や通学時の安全を再検討する動きがあり、園の職員による注意喚起や周知が進められている。また、地域の見守り活動には市としても支援を強化していく見込み。
環境教育の取り組みとしては、小型家電リサイクルに関する授業パッケージが提案され、小学校4年生に環境問題への理解を深めるための教育が進められようとしている。また、エコプラザ スリーハーモニーにおいてはペットボトル回収事業が始まり、市民に参加を呼びかけている。このように、リサイクルを通じた教育は、地域の資源循環を促進するための重要な取り組みとなる。
買い物リハビリは、高齢者の介護予防において、有効な手段と認識されており、他市で行われている事例を参考にしながら東大和市でも導入が進められる可能性がある。買い物リハビリは、買い物を通じて身体的な機能を維持し、社会参加を促す目的があり、多くの市民が高齢化社会の中で求められるようになることが期待される。