令和元年度定例会が、荒川区議会で開会した。
この会議では、新たに選出された議員たちが集い、重要な議題が多数挙げられた。
議長には茂木弘議員が選出され、副議長には菊地秀信議員が選ばれた。議長選挙では、出席議員32名のうち、茂木議員が22票を獲得し当選した。これに対し、菊地副議長の選挙では、彼が23票を得る結果となった。
さらに、複数の特別委員会も設置され、震災・災害対策調査特別委員会や健康・危機管理対策調査特別委員会が開かれた。これらの委員会は、震災への備えや健康危機対策を強化する目的で設立される。
区長の西川太一郎氏は挨拶の中で、区議会議員当選を祝し、これからの区政運営への協力を呼びかけた。西川氏は、区政運営の充実を図る決意を新たにし、議会との連携の重要性を強調した。
また、荒川区特別区税条例等の改正についても説明があり、地方税法の改正に基づく控除の見直しが提案された。これは区の財政運営に大きな影響を及ぼす重要な議案である。
毎年の定例会は、区の政策を決定するための重要な場であり、出席議員や区の職員たちは、今後の議会運営や施策に向けた議論を活発に行うことが求められる。新しいメンバーたちは様々な分野での取り組みに向け、期待と責任を背負う姿勢を見せた。