令和5年8月17日、昭島市の総務委員協議会が開催され、様々な議題が報告された。特に注目を集めたのが市制施行70周年を前に行われる平和事業である。
企画政策課長は、平和をテーマにした事業概要を報告。日時は令和5年12月9日、会場はアキシマエンシス体育館で、定員は300名程度となる。
海老名香葉子氏の体験講話や、ウクライナ避難民の方の話、音楽演奏などが企画されており、参加者の関心を高めている。市民の応募制限についても言及され、応募が多数集まれば、抽選方式を採る可能性があることが説明された。会場が限られているため、行政の参加についても検討が必要との声が上がる。
新幹線車両改修に関する寄附金の募集も行われる。つつじが丘公園にある新幹線車両の改修を目的とし、クラウドファンディングを通じて1500万円を目標に寄附を募る。事業費は予想で6500万円程度となっている。
さらに、多摩東京移管130周年を記念したデジタルスタンプラリーも報告された。スタンプラリーは、多摩地区のスポットに設置されたQRコードをスキャンすることで参加でき、市民に多摩の魅力を広めることを目的としている。
工事請負契約についても報告があり、清泉中学校や福島中学校での大規模改造工事の詳細が提案された。不参加の業者が多く、技術者不足が問題視される中、応札業者の選定についても議論が交わされた。
第53回昭島市産業まつりの実施計画も報告され、市民との交流を深める機会となることが期待されている。このように、多岐にわたる議題が取り上げられ、特に平和事業の実施計画は市民に大きなメッセージを伝えるものである。