令和3年12月7日に開催された昭島市総務委員協議会では、四つの重要な議題が報告され、市民参加を促進する施策が議論された。
まず、昭島市文化芸術推進基本計画(素案)に関するパブリックコメントの実施が報告された。自治体の文化芸術施策の推進を図るため、令和3年12月17日から令和4年1月17日まで意見を募集する。資料は市ホームページなどで閲覧可能であり、提出方法も多様に用意されている。企画政策課長は、「評価を踏まえた最終案を取りまとめ、再度報告する予定である」と述べた。
次に、公有財産の利活用に向けた事業者アンケートが実施され、結果が報告された。58社が対象とされ、回答率は52.6%となった。市長は「市民のニーズに基づいて、適切な利活用方法の策定を進める」と強調した。
また、市民総合交流拠点施設建設工事について、基本設計業務委託先として環境デザイン研究所が選定された。契約は約1494万円で、令和4年6月まで委託を行う予定であり、早急な事業推進が期待される。在籍する部長は、過去の競争状況を考慮しながら進捗を報告した。
最後に、昭島市デジタル化推進計画(素案)に関するパブリックコメントの実施が予定されている。政策の方針としては、デジタル化を通じて市民サービスの向上を目指し、市民とともに進めていくことが強調された。従来の行政業務が効果的に運営されることが期待される。