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昭島市議会、昭島の水道水と内水氾濫対策に焦点を当てた

昭島市議会での一般質問では、水道水の安全性と市内の内水氾濫対策が議題に。市長は持続可能な水道事業の重要性を強調。
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令和3年9月2日、昭島市議会第3回定例会が開かれ、主な議題に一般質問が取り上げられた。

議員による質疑では、まず南雲隆志議員が「昭島のおいしい水道水の安全で安定した供給」について質問を行った。彼は深層地下水100%の水道水の質を強調し、「市制施行以来、安価で高品質な水道水を市民に提供している」と述べて確認を求めた。

さらに、南雲議員は今日までの水道事業の歴史を振り返り、環境面でも市の魅力を強調。市長、臼井伸介氏も水道事業の経営基盤の重要性を認識し、「持続可能な水道事業を目指している」と発言した。また、水道事業に関して「第二次水道事業基本計画によって今後の水源保全に努める必要がある」と述べた。

次に、内水氾濫対策についても質疑が交わされた。南雲議員は過去10年間の冠水状況に言及し、現在も深刻な状況であることを認識。市は既に対策を進めているとし、「引き続き市民への環境整備に努めることが欠かせない」と答えた。特に、雨水管の整備において今後も知見を蓄積し、クラスター発生を避けるために進捗状況を監視すると述べた。

同会議では山本一彦議員が住宅弱者への居住支援について質問し、昭島市における生活支援の重要性を強調した。市長は「今後も民間賃貸住宅の活用に努め、セーフティネット制度を広める」と発言し、居住支援協議会の設立を進める考えを示した。これに対し山本議員は、相談窓口の開設が必要であると提案。市は「専門機関との連携に努めていく」と応じた。

また、荒井啓行議員は新型コロナウイルス感染症に関する質問を行い、特にPCR検査の在り方について指摘した。「市が運営するPCR検査センターは現在一時休止しているが、他医療機関での検査を広く周知する検討が必要である」と訴えた。担当部長は「検査費用は検査形態により異なるが、医療機関との協力に努めている」と答弁した。

さらに、東中神駅の雨漏り問題についても言及があり、耐久性の確認を経て対策が求められた。設置したエスカレーターや自由通路についても、「市の人口増加に伴う利便性向上のため、エスカレーター設置を検討する考えでいる」と述べた。

議会開催日
議会名令和3年9月 昭島市議会定例会
議事録
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