令和4年8月19日、昭島市建設環境委員協議会が開催された。報告された主要な議題に工事請負契約、新たな地域整備の計画、及び水道水の水質検査結果が含まれた。
最初の議題は汚水管浸入水対策工事に関する工事請負契約の締結についてであった。下水道課長の説明によると、契約金額は約1億8810万円、契約業者は株式会社飯和建設であるという。工事の目的は、汚水管に浸入する地下水の制御を図ることにあり、地域住民に対する工事案内も行われている。
次いで報告された中神駅北側地域整備計画は、昭島都市計画の中神土地区画整理事業に関連している。こちらは、地域の住民や学識経験者による検討委員会を通じて具体化され、10年から15年の整備期間を見込む。また、完成後は市民への説明が重要であるとされた。
水道水の水質検査結果については、ダイオキシン類の検査があり、検査結果は全ての配水場が水質基準を下回っていることが確認された。工務課長は、定期的な水質検査の実施を継続し、住民の不安を払拭していく意義を強調した。
最後に、令和4年第3回定例会に向けた提案予定の議案も報告された。全員協議会での審議を通じて、道路線の廃止の現地視察も予定されており、今後の進捗が期待されている。