令和4年9月に開催された総務委員協議会では、昭島市の重要な施策について多くの報告がなされた。
特に注目を集めたのは、令和4年度昭島市総合防災訓練の実施である。防災課長の報告によると、昨年の訓練が縮小版で実施された経緯から、今年も新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、実施内容が昨年同様になる見込みだ。実施日は11月6日で、市内全域で行われる予定である。訓練の目的は、大規模地震を想定し、市民や関係機関と連携して避難所運営の訓練を実施し、防災意識を高めることである。
窓口混雑状況の配信開始についても重要な報告があった。市民課長は、混雑回避を目的とした自動発券機を導入し、待ち時間や呼出し状況をリアルタイムで配信することを説明した。このシステムは、9月1日から既に運用が始まり、市役所のホームページやツイッターを通じて広報されている。
さらに、昭島市プレミアム付商品券の事前申込状況も報告された。産業活性課長によると、合計で87,062冊の申込があり、今後9月15日からは第2次の申込みが開始される。この取り組みは、地域の経済活性化を狙うもので、5000円で6500円分の商品券が販売される。前回の販売冊数との比較も行われ、昨年の反響を踏まえた施策が進められていることが示された。
また、第52回昭島市産業まつりの開催についても報告された。産業活性課長からは、コロナ禍でも市内の魅力をアピールすることを意図し、形を変えて開催することが発表され、スタンプラリーやオンラインでの発信などが計画されていることが示された。
最後に、行政視察については、委員長が提案した候補先についての協議が行われた。これらの報告を通じて、昭島市の市民サービス向上への真摯な取り組みが改めて確認された。