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後期高齢者医療制度、保険料が平均6.2%増加

後期高齢者医療制度の保険料が令和6年度に平均6.2%増加する見通しを示した。
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令和6年2月13日、昭島市の厚生文教委員協議会が開催され、後期高齢者医療制度における保険料や病児保育室の移転問題が議論された。特に後期高齢者医療制度における保険料の引き上げについては、重要なポイントが多くの委員から取り上げられた。

保険年金課長は、後期高齢者医療制度の財政運営について詳細に報告した。令和6年度から新たな財政運営期間が始まり、保険料も2年間で均衡を保つ見通しを立てているとのこと。均等割額は4万7300円となり、昨年から900円、1.9%の増加が見込まれ、所得割率は9.67%に設定される。また、低所得者層に対しては、激変緩和措置が相談されているため、所得58万円以下の方に対する所得割率は8.78%とされ、7.5%の減少が見込まれる。

市長の臼井伸介氏は、後期高齢者医療制度についての議論が少ない現状を警告し、制度の透明性が欠如していると指摘した。彼は、制度改善の必要性を強調し、「消費税の使い道に関する不満も多い」と表現。これに対し、大島委員は、現在の保険料引き上げについての懸念を示し、賦課限度額の引き上げに対する意見も求めた。

病児保育室「はぐみ」の移転についても議論が行われ、子ども子育て支援課長が新しい施設の詳細を説明した。現在の太陽こども病院から児童センター「ぱれっと」に移転し、4月1日から移行が始まる。移転後も受け入れ人数は変わらず、8名の病児を引き続き受け入れる予定。料金や運営時間なども変更ないことが説明された。

根本的な課題として、移転による影響やお金の面でも言及され、永井委員は新施設の運用することで抱える問題がないか不安を表明した。これに対し、課長は「業務に支障はない」と回答し、今後も太陽こども病院との協力体制を維持していくと説明。また、緊急時の対応にも留意すると述べた。

最後に報告された令和6年第1回定例会への議案等については、予算案件が7件、条例案件が13件、契約案件が1件等が提案される予定であるとした。委員会は終始協議を重ね、今後の課題に向け万全の準備をする姿勢を示している。

議会開催日
議会名令和6年2月厚生文教委員協議会
議事録
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