令和2年11月13日、昭島市の総務委員協議会が開催された。
今回は工事請負契約の締結や防災計画の修正についてなど、重要な報告があった。
初めに、契約管財課長の説明によると、契約金額が3000万円以上1億5000万円未満の工事請負契約が3件締結されたことが報告された。
具体的には、昭島駅南口立体自転車等駐車場塗装等工事の契約が3190万円で落札され、契約者は坂村建設株式会社であることが述べられた。工期は令和3年1月25日までとのこと。
他の契約案件では、空調設備改修工事が3813万7000円で福島工業所に契約され、美ノ宮公園雨水浸透施設工事が4356万円でカトービルドシステムに決定した。これらの工事の契約方法や入札経過も詳細に説明された。
青山委員からは、辞退する業者が多く見られる中、その理由についての質問がなされた。契約管財課長は、技術者不足が大きな要因であると回答し、参加業者が予定価格よりも高い金額を提示していたことも指摘された。青山委員は、これが市の業者とも関係している問題を強調。
次に、地域防災計画の修正に係るパブリックコメントについて、地域防災担当課長が説明を行った。意見募集は11月17日から12月16日までで、さまざまな方法で意見受付が行われる。
また、次回定例会では、予算案件が2件、条例案件が2件、基本構想案件、指定金融機関案件がそれぞれ1件の提案予定があり、報告がなされた。
市長も青山委員の発言に同意し、業者との関係については厳重な管理が必要であると述べた。市の責任者として、適切な対応を約束する内容であった。
会議は午前9時30分に開会し、午前9時55分に散会となった。今回の協議会では、主に工事契約が焦点となり、市の施策に影響を与える重要な内容が扱われたようである。