令和元年第2回昭島市議会定例会が、7月3日(水)に開会した。
この日の会議では、自治功労者を定める件が提案された。臼井伸介市長は、議案第38号から第41号までの内容を説明し、長年市政に貢献した西野文昭氏、稲垣米子氏、大嶽貴恵氏の3名を表彰することを提案した。
議案は、事前に付託された委員会での審査を経て、即決で採決された。この結果、すべての表彰案件が原案通り可決された。さらに、令和元年度昭島市一般会計補正予算(第1号)についての報告が行われ、三田俊司議員が委員長として、審査の結果を説明。補正予算案も異議なく可決されたことが報告された。
続いて、昭島市税賦課徴収条例の改正についての議案が上程された。これに関して、委員からはふるさと納税の影響や住宅ローン控除の拡充について質問が寄せられ、これに対して各部長が答弁を行った。
また、昭島市災害弔慰金に関する条例についての改正案も提案された。質疑の中では、地方分権一括法の概要や、災害弔慰金の過去の支給事例に触れられ、保険金支給の限度額に関する説明もなされた。これも特に異議なく可決された。
その後、下水道条例及び給水条例の改正に関する議案も取り上げられた。特に下水道の料金算定に関する質疑があり、一般家庭での料金の増額が報告されるなどして即決採決が行われた。議長の大島ひろし議員は、全ての議案が原案通り可決されたことを報告し、定例会は無事に閉会された。