令和元年8月19日に開かれた昭島市総務委員協議会では、市の重要な報告が行われた。
この日、特に注目を集めたのは昭島市制施行65周年を記念した市勢要覧の発行についての報告である。
広報課長は、冊子の内容として市政のみならず、市民の生活を幅広く紹介することを目指していると説明した。
また、頒布は8月23日から開始し、希望者に400円で提供予定であることが示された。
多くの市民に昭島市を知ってもらう手段として、十分な活用が期待されているとのことだ。
続いて報告されたクラウドファンディングの実施については、昭和公園内の蒸気機関車D51の改修資金を募るものである。
財政課長は、必要額1,600万円のうち、400万円を本年度の目標としていると発表した。
資金調達の方法として、ふるさと納税サイト「さとふる」を利用する計画である。
さらに、市外の寄附者にはお礼品を贈呈することも予定されており、より多くの寄附を促進する方針が示された。
工事請負契約については、契約金額が3,000万円以上1億5,000万円未満の7件であることが報告された。
これは公共事業の透明性を確保し、適正な業者選定を行うことが目的であり、各工事の詳細が述べられた。
契約管財課長は、入札過程や落札業者の選定基準についても言及し、透明性を強調した。
さらに、第47回昭島市民くじら祭の結果については、昨年より2万人多い約9万7,000人が参加したことが報告された。
産業活性課長は、参加者数の増加の要因として、昨年のパレード中止からの期待感が影響していると述べたが、花火に関する事故が発生したことも事後報告された。
今後は再発防止策を講じる必要があると強調された。
最後に、令和元年第3回定例会に提案を予定している議案について説明がなされ、議案の内容について詳細が示された。
市の健全な運営と発展のため、これらの議案がどのように影響するかが注視される。