厚生文教委員協議会が令和5年8月18日に開催され、複数の重要な報告が行われた。
まず、令和5年度の今後の諸行事についての報告では、昭島市民図書館の開館50周年を記念したイベントが計画されている。市民体育大会や様々な健康や福祉に関する祭りも企画されており、市民の参加が期待されている。福祉総務課長がこの点について強調し、これらの行事がコロナ前と同様に実施できることを説明した。
さらに、新型コロナワクチン接種についても進捗が報告され、65歳以上の接種率が64.9%に達している。感染症対策担当課長は次期接種券発送の計画を共有し、秋開始接種に備えた準備が進行していると述べた。接種が安定していることが強調される中、副反応や健康被害についても言及されている。
学童クラブについては、待機児童の問題が取り上げられた。子ども子育て支援課長は、特に共成小学校での待機児童問題に対応するための居場所づくり事業を明らかにした。実施は8月から来年まで予定され、今後他校でも同様の拡大を検討する考えが示された。利用状況は19名が参加しており、さらに増加が見込まれるという。
学童クラブによる待機児童の受け皿の確保に関して市長は、職員配置の確保が大きな課題であると認め、今後の対応については柔軟に検討する必要があると説明した。
教育に関する報告も行われ、令和6年度の教科用図書採択結果が示された。市民からの意見も参考に、児童が興味を持てる内容が選ばれている。
また、みほり体育館については、床改修工事のため11月から休館することが報告された。施設を安全に利用してもらうための重要な工事である。
最後に、定例会における提案議案についても報告があり、次回の議会に向けた準備が進行していることが伝えられた。
協議会の開催にあたり、市民の年齢層を問わず密接に関連する諸課題が検討される中、多くの市民が待望する行事やサービスの提供が強く求められている。このような取り組みが市民生活の更なる充実へとつながることが期待される。