令和5年2月15日、建設環境委員協議会が開催された。
委員会では多摩川クリーン作戦の実施について、約4年ぶりの開催が報告された。
明年の開催は、昭島市議会議員選挙があるため、5月21日に変更される見通しである。
このクリーン作戦では、市民と行政が協力し、多摩川の環境を整えることが目的である。
管理課長の藤田修平氏は、実施場所を3カ所に設定し、370名を超える参加者が見込まれていると述べた。
また、清掃作業において集めたごみの見える化の要望もあり、環境部長の池谷啓史氏は、収集方法についての工夫を示唆した。
さらに、特定外来種駆除についても意見が交わされ、参加者からの提案があった。
篠原有加氏は、外来種の駆除を市民参加型の清掃活動の一環として行うことが有意義であると指摘した。
こうした提案は、参加者の環境意識を高める材料ともなる。
続いて、昭島都市計画中神土地区画整理事業の事業計画(第20回変更)が発表された。
区画整理課長の吉野拡氏による説明によれば、施行面積を大幅に減少させる変更が認可された。
新たな計画では、144.7ヘクタールから96.9ヘクタールに縮小されるが、第一工区では変更がないため、将来的な整備が見込まれる。
委員からは、進捗状況の透明性が求められ、篠原氏は市民参加を強調した。市長の臼井伸介氏は、この結果を歓迎し、地域の人々と協力して事業を進める意向を表明した。
中神駅北側地区の都市計画変更についても報告され、地区計画や用途地域を見直す動きが進んでいるとのこと。
地域の環境を整え、より良い暮らしを実現するための智慧が集約されている様子が伺える。
本日提案された議案については、令和5年度の予算や条例の見直しが含まれており、今後の議会における審議が期待されている。
山本委員長は、これらの情報を市民に理解してもらうことが重要だと締めくくった。