令和4年11月15日、厚生文教委員協議会が開催され、新型コロナワクチン接種に関する詳細な報告が行われた。
感染症対策担当課長によると、11月9日時点で、初回接種を受けた方は80%を超え、3回目接種の受診率はほぼ70%に達するという。4回目接種は約40%、5回目は5%とのこと。オミクロン株対応ワクチンの接種は、10月21日から開始され、5か月から3か月という新たな接種間隔で行われている。特に小児には、小児用ファイザー社製ワクチンが使用され、5歳から11歳に対する接種も積極的に進められている。
一方で、接種券の再発行に関する問題が指摘された。大島委員の質問に対して、担当課長は、紛失した接種券はコールセンター等で申請可能であり、約1週間内に発送されると回答した。大島委員は、特に65歳以上の高齢者の接種率に危機感を持ち、今後いかに接種を促進するかが重要であると訴えた。
次に令和5年度の保育所等入所の受付についても報告が行われた。子ども子育て支援課長は、郵送での申請を基本に据え、他の申請方法も複数用意していると述べた。具体的には、郵送受付期間は11月1日から12月14日であり、窓口ポストも設置されている。混雑緩和を図るために、予約制の窓口も設置され、対面申請が可能であることが強調された。結果通知は令和5年1月20日を予定している。
さらに、令和5年度学童クラブ入会の受付も行うとされ、窓口ポストやオンライン申請が導入される。こちらも市内の様々な施設で周知が図られる予定だ。
また、令和4年度全国学力・学習状況調査の結果が発表された。対応する教育施策が明示される中、平均正答率が全国と比較して低い傾向にあり、改善に向けた指導が求められている。この結果は今後の教育における課題として捉えられている。
最後に、総合スポーツセンターに関連する報告が数件あり、温水プールの一時休止や食堂運営事業者の変更についても話題となった。具体的な日程や運営体制が提示され、地域スポーツの振興に向けた取り組みが評価されている。
今回の協議会では、様々な議題が取り上げられ、特に新型コロナワクチン接種の進捗状況とその対策、そして子どもたちの入所や学力の向上に向けた方針が明確にされ、将来に向けた重要なステップとなることが期待されている。