令和6年3月14日、昭島市の総務委員協議会が開催された。
本会議では、新たに建設中の市民総合交流拠点施設に関するホームページの制作についてが報告された。
このホームページは、市民に対して居場所づくりの情報発信や、施設の認知度向上を目的としている。
市民総合交流拠点施設建設担当課長は、「今月29日に初めて公開予定」と述べ、「SNSを活用し、効果的に情報を発信していく」と強調した。
施設が開設されることで、市民が集える新しい拠点として期待が寄せられている。
また、ホームページには施設の特徴や進捗状況、居場所づくりプロジェクトに関する情報を掲載する計画がある。
三田議員は、公共施設の予約システムとの連携について言及し、視覚的にわかりやすいインターフェースを期待した。
総務部デジタル化担当部長は、利用者の利便性向上を目指し、今後のシステム更新に向けた検討を約束した。
次に、昭島市地域防災計画に関する報告が行われた。
地域防災担当課長は、実施したパブリックコメントの結果について説明した。
一件の意見が寄せられ、収容人数の見直しが行われたことも伝え、基準を内閣府のガイドラインに基づくものへと改訂した。
新たな減災目標・指標として、出火防止やライフラインの耐震化の重要性が強調された。
また、避難所のトイレの確保基準も見直され、「今後も市民生活の早期再建に向けた取り組みを行う」と述べた。
最後に、行政視察について協議され、視察予定先が決定された。
高知市での会計年度任用職員の待遇改善や松山市の全世代型防災教育等も視察対象とされ、今後の具体的な行程が確認された。
今回の協議会は、昭島市における市民活動や防災に対する積極的な姿勢が伺えた。
今後の取り組みに期待が集まっている。