令和6年2月14日、昭島市の建設環境委員協議会が開催されました。多摩川の環境保護や地区計画の策定に関する案件が報告され、活発な意見交換が行われました。
まず、多摩川クリーン作戦について、環境課長の報告がありました。作戦は、4月14日に実施予定で、市民と行政が協力し地域の自然環境を守ることが目的です。昨年は新型コロナの影響で参加者が減少したものの、今年は多くの市民の参加が期待されています。なかお委員からは、前年の不参加の理由とごみの収集量に関する質問が寄せられ、管理課長が詳しく説明しました。参加者数の減少については、コロナの影響が大きいとの見解が示されました。
次に、玉川上水南側地区の地区計画について、都市計画課長から計画の策定に向けた説明会の結果が報告されました。昨年12月に行われた説明会には172名が参加し、様々な意見が寄せられました。特に、市民からは地域の緑地保全や交通問題に関する声が多く寄せられ、それらに対して今後どう対応していくかという議論がなされました。特に、地区計画に準じない意見に対する扱いが課題として浮上しました。
また、高さ制限に関しても意見が交わされ、委員からは再考を求める声が出る一方、都市計画部長は地権者の財産権も考慮する必要があると説明しました。この点については、議論が続くことが予想され、今後の展開が注目されます。
最後に、令和6年第1回定例会に提案される議案についても議論が行われ、予算案件や条例案件が予定されています。特に道路の廃止審査については、会期中に現地視察が計画されていることが報告されました。
議論は前向きであり、市民とのコミュニケーションの重要性が強調されつつ、本日の会議は散会しました。今後も市民の声を反映したまちづくりが進められることが期待されています。