令和5年3月22日、昭島市の建設環境委員協議会が開催された。
本邸の主要な議題は、あきしま環境緑花フェスティバルの開催に関するものであった。
環境課長の池谷啓史氏が報告し、令和5年度のフェスティバルは、4年ぶりの開催となることを述べた。
今年のテーマは「気候危機を乗り越え、美しい水と緑を将来の世代に」である。
また、開催日は令和5年5月14日で、市役所市民ロビー及び駐車場で行う予定だという。
新型コロナウイルス対策として、飲食スペースを設けず、物販はテイクアウトのみとする方針だ。
開催に向けては、実行委員会での慎重な議論が行われている。コロナの感染状況次第での再検討も念頭に置いていると述べた。
八田委員は、安全な水についての啓発が行えるかを問うた。
それを受けて、環境課長は水道部のPRコーナーを設ける予定で、昭島の水の安全性をアピールする方針を示した。市長の臼井伸介氏は、昨今の報道により水質についての疑問が増していることから、今後も正確な情報発信に努めると強調した。
さらに、カーボンニュートラル啓発デザインについての報告もなされた。
ごみ対策課長の方から、令和4年11月から令和5年1月にかけて行われたデザイン募集の結果が発表された。
応募された作品の中から優秀デザインを選定し、エコな車両の装飾に利用する予定となっている。
この展示は環境緑花フェスティバルで行われるという。
次に、昭島市の空家等対策計画に係るパブリックコメントの結果の報告があった。
都市計画課長は、1名から6件の意見が寄せられたと述べたが、意見の内容は重要性が認識されつつも、今後の具体的な改善策についての踏み込んだ検討が求められていることが示唆された。市としても、居住支援に向けた取り組みを進める方針を明らかにした。
最後に、令和4年度水道水の水質検査結果報告が行われた。工務課長の渡邉智信氏によれば、全ての項目で基準値以下であり、安全性が確認された。
特に、PFOSやPFHxSの検査結果も報告され、問題がないことを伝えた。水質に対する市民の不安を払拭し、安心感を高めるための情報発信の重要性が再確認された。
以上の報告を受けて、参加者からは多くの意見が出されたが、開催に向けての準備は着々と進んでいるようである。