令和6年6月25日、昭島市の厚生文教委員協議会が開かれた。
重要な議題として子ども・子育て支援事業計画策定に関するニーズ調査が報告された。子ども育成支援課長の説明によると、この調査は就学前児童と小学生を対象に行われ、約3000件のアンケートが配布された結果、1184件が有効回答として回収された。
有効回収率は39.5%に達し、調査結果は昭島市第3期子ども・子育て支援事業計画策定の基礎資料として活用される予定である。調査の目的は、子育て支援施策に対する世代の要望を把握することだと強調した。
次に、子ども未来課長が小学生国内交流事業の実施について報告した。この事業は、他の都市と交流することを通じて生活文化を理解し、社会性を育むことを目的とする。交流の期間は、岩泉町への派遣が7月30日から8月1日、昭島市への受入れが8月11日から13日となっている。
参加費は1万2000円で、定員は両市町とも25名に増加し、選考が行われたことも伝えられた。引率に関して永井委員が質問し、引率の報酬についても具体的な説明があった。
最後に、行政視察が議題として挙がり、八王子市立第五中学校の夜間学級を視察することが決定された。この視察は、7月8日に行うことが確認され、正式な通知などは後日行われる予定である。
協議会は短い時間で終了し、ゆざ委員長のもと各委員から異議が出なかったことが証明されている。