令和2年10月27日、昭島市議会の臨時会が開かれた。議会は重要な議事を審議し、議員間の協議を通じて市行政の運営に関する重要な決定を行った。
議長の大島ひろし議員のもと、まず議席の変更と指定に関する議題が取り上げられた。10月11日に実施された補欠選挙で選出された金井悦子議員の議席の指定に伴い、一部議席の変更が決定された。この変更は議員の異議もなく、スムーズに進行した。
次に、会議録署名議員の指名が行われた。議長より高橋誠議員と渡辺純也議員が指名され、議事録の正確性が担保された。会期の決定では、臨時会の会期が本日1日に決定し、議会運営は順調に進んでいることが示された。
尚、議会運営委員長の山本一彦議員は、本臨時会の会期と議事日程を協議した結果を報告。議席の変更に続き、今後実施する常任委員会及び特別委員会の委員選任についても触れ、規定に基づく運営を強調した。
議事の中では、金井悦子議員の就任挨拶が行われた。彼女は当選に感謝し、市民との信頼関係の構築に全力を誓った。「この重い責任をしっかりと果たしていきます」と意欲を語ると、拍手が送られた。
その後、臼井伸介市長が就任の挨拶を行い、過去の市政運営の成果を振り返りつつ、今後の課題を指摘した。「新型コロナウイルスの影響を受け、市の財政見通しは厳しい。これに対応するため、引き続き市民の意見に耳を傾け、共にまちづくりに取り組む」と述べ、地域住民との連携を強調した。
常任委員会及び特別委員会の選任では、金井議員が厚生文教委員会及び立川基地跡地利用対策特別委員会の委員に指定され、議会の運営が円滑に進められる基盤が築かれた。
以上の議事を経て、令和2年第2回昭島市議会臨時会は全ての議程を終了し、午前9時47分に閉会した。これにより、議会は市民のための一層の発展に向けた新たなスタートを切った。