令和3年8月18日に、昭島市にて厚生文教委員協議会が開催された。この会議では、今後の諸行事や新型コロナウイルス感染症対策に関する重要な報告が行われた。
まず、令和3年度の今後の諸行事について、福祉総務課長の青柳裕二氏が新型コロナウイルスの影響を受けた行事の中止や変更について説明した。特に昭島市民体育大会やいきいき健康フェスティバルが中止になることを報告した。代わって、米寿を祝う会が行われることを強調し、感染状況を見極めながら事業を検討すると述べた。
次に、新型コロナウイルス感染症対策について、感染症対策担当課長の枝吉敦子氏がワクチン接種の状況を報告した。65歳以上の方については約8割が接種を終えているものの、64歳以下については接種率が低く、この状況を改善するため予約枠の調整が行われることを説明した。また、今後のワクチン供給量についても言及し、安定的な供給確保に向けて関係機関との調整が幹部レベルで進められていると伝えた。
さらに、拝島町高齢者福祉センターの休館及び西部地域包括支援センターの移転については、介護福祉課長の女屋崇之氏が、経年劣化に伴う改修工事の必要性を説明した。休館期間中は松原町高齢者福祉センターに移転して業務を継続すると報告された。これによって地元市民への影響を最小限に抑えることが目指された。
昭島ゆりかご第二保育園については、入所児童の減少に伴い、定員の見直しが行われると、子ども子育て支援課長の板野浩二氏が説明した。これは経営安定化と保育の質の確保を目指す動きとして捉えられている。
また、一般社団法人昭島市スポーツ協会の設立についても報告があり、これにより地域スポーツのさらなる発展が期待されるとされた。最後に、今後の定例会に関する議案の提案予定についても共有された。
この会議を通じて、地域の健康、安全、福祉向上に向けた積極的な取り組みがなされることが期待される。