令和3年第2回昭島市議会定例会は、6月18日(金)に開催され、様々な議題が取り上げられました。この定例会では、主に教育委員会委員の任命や固定資産評価審査委員会委員の選任、さらに一般質問が行われました。
一般質問では、大島ひろし議員が、市の取り組む「立川基地跡地昭島地区のまちづくり」について質問しました。
「この地区は、国の方針転換を受けて活用が進められています。特に、市街地への編入や様々なプロジェクトが進行中です。今後も民間事業者との連携を重視し、地域の特性を生かしたまちづくりを進めていく必要があります。」と臼井伸介市長は述べました。
また、別の質問では、高齢者支援についても言及されました。「高齢者の独居率が上昇していることに対し、自治体として身元保証や死後の実務支援が急務です。この問題に関して、今後も社会福祉協議会との連携を強化し、支援策を模索していく方針です。」と青柳裕二保健福祉部長が答弁しました。
さらに、特殊詐欺や交通安全対策についても質問があり、特殊詐欺の被害が高齢者中心に増加していることが指摘されました。このため、市は警察と連携し、地域全体で注意喚起を強化するとのことでした。特に、特殊詐欺の手口が多様化しているため、市民へ周知徹底する努力が求められています。
最後に、コロナウイルスワクチン接種に関する施策についても議論が及び、臼井市長は「接種体制の迅速且つ円滑な実施に全力で取り組む必要があります」とし、今後の施策についても前向きな姿勢を示しました。