令和2年11月16日、厚生文教委員協議会が開催され、重要な報告がされた。
本日の会議では、障害者手帳のカード化についてが焦点となりました。障害福祉課長は、東京都におけるカード形式の導入を説明しました。従来の紙形式からの変更に関し、再発行にかかる期間についても質疑が行われました。八田氏は、再発行の時間が増加するのではと懸念を示し、交換方法の工夫を求めました。これに対し、障害福祉課長は、カード形式の再発行は従来の紙形式より少々時間がかかると回答しました。
次に、令和3年度保育所等入所の受付について、子ども子育て支援課長が詳細を報告しました。受付は12月1日から14日まで、合同で行うとし、感染対策にも配慮しながら進める意向を示しました。八田氏は、インターネット申請の導入について検討の有無を問い、対策を強化する必要性があるとの意見を述べました。
さらに、もくせいの杜一丁目における保育所の整備運営事業者選定が報告され、社会福祉法人多摩育児会が選ばれました。この施設は132人を収容予定であり、2023年4月の開設を目指しています。委員たちは運営体制が地域の待機児童解消に寄与すると期待を表明しました。
学校給食関連では、第一調理室の業務委託計画も報告されました。過去数年の職員減少に伴う人手不足を理由に、調理業務の民間委託を決定した経緯が説明されました。林氏などからは、委託後の質の維持に対する疑問が相次ぎ、調理業務が正式に委託される前に更なる検討が必要との意見が出されました。
会議の最後には、令和2年第4回定例会に向けた議案が報告され、今後の進捗についての説明がありました。出席した委員たちは、各議題についての意見交換を行い、重要な決定を行う方針を確認しました。今回の協議会は、新たな施策が多く提案される動きの中で、地域の福祉や教育の充実に向けた意義と重要性を強調した。