令和2年9月10日、建設環境委員協議会が開催された。
会議では、次期環境基本計画の策定状況や給水スポットデザイン案の投票結果が報告された。特に、次期基本計画では、新型コロナウイルス感染症の影響により、計画期間が延長されることが焦点となった。
環境課長は、策定期間を令和3年度まで延長し、計画期間を令和4年度からの10年間とすることで、上位計画と整合性を持たせると説明した。昨年度、環境審議会や意見交換の場を設け、課題整理を進めた経過を報告し、今年も引き続き意見交換を行う旨を強調した。
また、影響を受けた市民との意見交換についても触れられ、新たな生活様式を考慮しながら、環境基本計画を進める必要があると伝えた。市民からは毎年報告される環境調査について、継続的に行うべきとの意見が出され、環境課長は「例年通りのスケジュールで進めます。」と述べた。
次に、給水スポットデザイン案についての人気投票の結果が報告された。8月17日から31日までに1168票が投じられ、デザイン案②が245票で1位に輝いた。この結果を参考に、設計を進め、令和3年3月までには設置工事を完了させる意向が示された。
市長は、給水スポットの設置に対し、今後デザインなどを考慮しつつ、関連する状況に対応していく必要があると強調した。また、「昭島の水のおいしさをアピールしていく」とし、給水スポットが市民にとって役立つようにすることを約束した。特に、冷水の機能を設けない理由について、新しい生活様式に配慮しているとの説明がされた。
最後に、行政は給水スポットを市民に広めるPRを行っていく方針を示し、会議は予定通りに閉会した。