令和4年8月18日、昭島市において厚生文教委員協議会が開催された。
この会議で、新型コロナウイルス感染症対策や令和4年度の行事についての報告が行われた。特に新型コロナウイルス対策に関する内容は、今後の市民の健康を守るうえで重要な位置を占めている。
福祉総務課長は、令和4年度の行事の変更点について説明を行った。昭島市民体育大会やいきいき健康フェスティバルが中止される一方で、新春駅伝競走大会はコースを変更したうえで実施される予定である。また、毎年恒例の敬老会は米寿を祝う会として行われることとなり、当日は多くの市民が参加する見込みである。
新型コロナウイルスのワクチン接種状況についても報告された。感染症対策担当課長は、初回から3回目の接種率がいずれも80%を超えていること、感染リスクが高い高齢者や医療従事者を対象にした4回目の接種も行われているとした。特に、オミクロン株に対応する新しいワクチンの接種開始が10月以降を予定していることも強調された。さらに、自宅療養者への支援も着実に進められ、フォローアップが行われていることが報告された。
会の中では、委員の皆に新たな課題や疑問が問いかけられ、詳細な回答が示された。例えば、感染拡大に伴う医療機関への負担を軽減するため、保健所と連携した自主療養支援の充実が求められている。このような議論を経て、委員たちは今後の対応について確認し合った。
次に議題に上がったのは、市立会館の改修工事である。社会教育課長が改修工事の期間や施設利用者への配慮について報告した。水道施設の改修に伴い、一時的にトイレや洗面所が使用できなくなるため、仮設トイレの設置が必要となる見込みである。
大会やイベントの進行についても触れられ、第68回昭島市新春駅伝競走大会についての詳細が説明された。新コースの設定や感染防止対策を強調し、多くの参加者が安心して楽しめる大会であることが期待されている。
最後に令和4年第3回定例会に提案予定の議案が報告され、議員は細かい内容についても確認し合った。感染症対策や地域振興策が今後の重要なテーマであると認識され、会議を締めくくった。